2017年6月30日金曜日

pianist schiff


私の小さな頃、きっと生まれてからずっと、常にお家では音楽がありました。


それは父の練習するviolinの音であったり、CD,レッスンの生徒さんの音であったり。

とくに私がpianoを始めてからは、両親がよく巨匠といわれるピアニストの演奏の
CDをかけてくれていたのですが、幼心に
pianoの音ってうるさいな、固いんだなぁとあまり良いものに感じていませんでした。
^^;



ですが、10歳ころでしょうか、
母に連れられ四谷の紀尾井ホールの演奏会へ聴きにいき、一瞬の間にピアノの音楽に魅了されたのです。

pianist Andras schiff











この時聴いたコンサートもバッハ作品、フランス組曲だったように思います
^^


一音聴いた瞬間から、今まで聴いてきたもの、習っていたピアノの音と
全く違うものを幼心に感じ、衝撃的でした。



それ以来、私はずっと彼の音色に憧れ導かれ、
彼の世界観に近づけるよういつも私の中にある音楽指針となっています。
それほど私の表現したい、奏でたい音色だったのです。




この世にはたくさんの素晴らしい名pianistいますが、


私にはShiffの音色にどうしても心揺さぶられ、琴線に触れ感動てしまうのです
v-v
初めてピアノの音色の豊かさ、ピアノで表現できる可能性を教えて頂いた出会いでした。




そこからさらに恩師Scherbakovと Yuliannaに出会い、日本では出会えなかった奏法に出会い、
さらに、音色に対する欲求と勉強の思いがつよくなりました。


そして、今につながっています。




今もschubert作品を練習していますが、Schiffの音源を聞くと、
ついつい雑になってしまうつくりかたにハッとさせられ(笑
軌道修正? 導かれます。
きっと明日の演奏は今日より良くなってゆく はず(笑
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HANAE MATSUI ✿ 松井 花枝

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